ブロックチェーン

ロシアの国営電力会社Rossetiブロックチェーンでの支払い導入開始!

ロセッティ

ロシアにある国営電力会社Rosseti(ロセッティ)が、Waves(ウェーブズ)のブロックチェーン技術を用いた電気料金支払いシステムを開始しました。

顧客の電力メータのデータや料金支払いデータをブロックチェーンで管理することによって、より安全なシステムを作ることを目的としています。

今回は、ロシア国営電力会社Rosseti(ロセッティ)について簡単に説明していきます。

Rosseti(ロセッティ)とは

Rosetti

Rosseti(ロセッティ)とは、ロシアのエネルギーグリッドの運営会社であり、世界最大の電力会社の1つです。

従業員数は220,000人にという大規模な人数で作業が行われています。

2,350,000kmの送電線と、507,000もの変電所などを保有しており、ロシアで最も重要なインフラ企業の1つでもあります。

Rosseti(ロセッティ)とは国の管理下にあり、ロシアの配電網複合施設の管理に関して、代理店としても機能しています。

またRosseti(ロセッティ)とは、35の子会社および関連会社を持っており、会社の支配株主は、ロシアの連邦政府機関が代表する州が担っています。

ロシア発の汎用ブロックチェーンWaves

 

 

 

 

 

 

Waves(ウェーブス)とは、企業や公共部門向けの分散型ブロックチェーン技術を搭載させて開発された、ロシア生まれの仮想通貨です。

次世代ビットコインとの異名を持っており、独自の機能によって、知識や技術がない人でもトークンの発行やICOができるプラットホームとして、大きな注目を集めています。

また、高速取引や新規トークンの作成のしやすさでも注目されています。

2016年4月12日にICOが開始され、当時最も資金集めに成功した次世代通貨となりました。当時集まった資金は、約12億円にのぼるといわれています。

Waves(ウェーブス)が注目されているポイント
  • 独自トークンの発行ができる
  • 法定通貨の取引ができるなど

Waves(ウェーブス)CAT(Custom Application Token)機能を利用することで、Wavesプラットフォームの上で、独自のカスタムトークンを発行できます。

CATとは、クレジット加盟店などで設置されている信用照会端末のことです。

作成された独自のカスタムトークンは、Waves(ウェーブス)のブロックチェーン上で作成されるので、セキュリティ性の高い安全な取引を可能にさせます。

コイン

また、Waves(ウェーブス)のプラットフォーム上では、Wavesをドルやユーロといった、法定通貨との交換ができます。

たとえば円をドルに変える場合は、Waves(ウェーブス)上で「円→WAVES→ドル」といった形で取引を行えます。

その取引の記録も、Waves(ウェーブス)のブロックチェーン上に記録されますので、安全面が損なわれる心配がありません。

ブロックチェーンを基盤とした、全自動電気料金支払いシステム

 

 

 

 

 

 

ロシアの国営電力会社Rosseti(ロセッティ)は、このWaves(ウェーブス)のブロックチェーン技術を用いた、電気料金支払いシステムのテストを行なっています。

ブロックチェーン技術が用いられたこのシステムは、「電力生産者・供給者・消費者」の関係性を分析することを目的として始められています。

ブロックチェーンにデータを記録することで、安全を保証する可能性についての調査と分析が行われています。

この分析は全部で3段階に別れており、そのうちの1段階目はすでに終えています。

2020年に開始予定の第2段階では、ロシアのカリーニングラード州とスヴェルドロフスク州で、約5,300,000の人々を対象としたテストが予定されています。

そして、第3段階ではロシア全土の人々が、このシステムを使用すると伝えられています。

Rosseti(ロセッティ)はこのシステムによって、電力使用量の計測から支払いまでの全自動化を目指しています。

スマホアプリから電力消費も確認できる

 

 

 

 

 

 

このRosseti(ロセッティ)によるシステムが実現されれば、家やアパートに設置されている電力計から電力消費に関するデータを、直接ブロックチェーンへ書き込めるようになります。

また、消費者向けにスマホやタブレット専用のアプリで、自分がどれぐらいの電力を消費しているかリアルタイムで確認できるようにもなると言われてます。

これにより、月ごとの概算では分かりづらかった「何をやればどれだけの節約になるのか」という情報が、リアルタイムに反映されるようになります。

各家庭はアプリを通じて電力消費量を確認できるようになることで、より料金が安い夜間料金を選択するなど、より適切な料金体系を選ぶことができます。

このRosseti(ロセッティ)によるシステムを活用することによって、電気関係の家計の負担を減らせるのではないかと期待されています。

発電会社・電力会社にもメリットがある

 

 

 

 

 

 

また、このシステムによって支払われた電気料金は、スマートコントラクトの技術を用いられています。

発電会社と電力会社へ自動で分割され支払われるので、細かなコストも削減できると期待されています。

スマートコントラクトとは、分散型ネットワーク上で契約(コントラクト)を自動で生成、承認し、強制的に実行するプログラムのことです。

これは、支払いの計算に透明性を持たせることにつながり、電力料金の未払いを削減できるとも考えられています。

そして、2019年ではすでに未払い金の削減が、1250万ドル(約14億ドル)以上に達しています。

まとめ

今回は、ロシアの国営電力会社Rosseti(ロセッティ)について詳しくまとめてきました。

ブロックチェーン機能を搭載した仮想通貨Waves(ウェーブス)により、新しい電力供給のあり方がこの先浸透していくといいですね。

日本ではまだ行われていませんが、こうした新しい技術を早く取り入れることで、企業は未納を防ぎ、消費者は節約できるのでいいことづくめです。

そしていずれは電力以外にもガス、水道などに用いられる未来が待っているのでしょう。

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